書籍 UMLモデリング入門
参加者 大野(読み手), 沼田, 矢島, 今井(記)
範囲 p.41 2-4[4] コミュニケーションズ ~ p.52 3-2[2] 集合図
- p.41近辺 UMLのツールによってはシーケンス図とコミュニケーション図が相互変換可能なものがある。
- p.42 図2.7 右側から始まるので少し違和感がある
→ 記法的には何も問題はない。わかりやすさからは、左→右、上→下に流れるほうがわかりやすい。 - p.47 図3.1 “A”とか”B”には何か意味があるのか
→ クラス名の例として用いているだけで、特別な意味はないだろう。 - p.47 図3.1 “ファサード”って何?
- フランス語で、建物の正面見え方などを表す。
- 綴りからみると英語のfaceと同じ語源?嘘かも。
→ 合っているようです。Yahoo!辞書 プログレッシブ英和中辞典 に、
[フランス語←イタリア語facciata←俗ラテン語facia. △FACE]
とありました。(△は語源的に関連がある語) - GOFデザインパターン(*1)でもFacadeパターンというのがあり、その目的には
「サブシステム内に存在する複数のインタフェースに1つの統一インタフェースを与える。Facadeパターンはサブシステムの利用を容易にするための高レベルインタフェースを定義する。」
とある。 - ファサードとインタフェースの違いって何だろう?
インタフェースの方が広義? ファサードはインタフェースの一つではないか。
使う側(クライアント)から見たら、実装を見るわけではないので、そのインタフェースがファサードなのかどうかはわからないし関係ないね。
- p.51 型シンボルで、「属性や操作を省略する場合は、その部屋を丸ごと省略できます。」とあるが、クラスシンボルでは通常、データだけを省略する(メソッドは省略しない)ときは、部屋ごと省略せずに空の部屋を書いている。型シンボルでも同じ?
- p.51 (クラス図と比べて)型図ではデータ型を省略するとあるが、可視性も省略されている。全てpublicだからだろう。
(*1)オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン 改訂版 ISBN4-7973-1112-6