Fedora 12で xinetd, VNC, XDMCP (手順編)

Fedora 12で xinetd, VNC, XDMCP (概要編) : Imai blog. の続きです。設定手順を中心に記述します。

OSインストール時の追加タスクは無し([オフィスとプロダクティビティ]のチェックもはずした)でインストールし、yumで(その時点の)最新にアップデートした状態からスタートです。

  1. vnc-ltsp-configパッケージのインストール
    $ yum install vnc-ltsp-config
    依存パッケージとして下記もインストールされました。

    • tigervnc-server
    • xinetd
    • xorg-x11-fonts-misc
  2. xdmcpの有効化
    Fedora 8の時はgdmsetupというGUIがあったのですが、12ではなさそうです。直接/etc/gdm/custom.confの[xdmcp]セクションにEnable=trueを追加し、マシンをリスタートします。

    *** /etc/gdm/custom.conf.orig   2010-03-13 07:07:44.000000000 +0900
    --- /etc/gdm/custom.conf        2010-04-01 11:13:07.991756481 +0900
    ***************
    *** 1,6 ****
    --- 1,7 ----
      # GDM configuration storage
      
      [xdmcp]
    + Enable=true
      
      [chooser]
      
    
  3. xinetdのvncts設定
    /etc/xinetd.d/vnctsで使用するサービスのdisableをnoにします。あとでFedora 8の時の設定(画面サイズ)に変更するのですが、とりあえずvnc-1024x768x16のdisableをnoに変更しました。

    *** /etc/xinetd.d/vncts.orig    2008-02-18 23:47:30.000000000 +0900
    --- /etc/xinetd.d/vncts 2010-04-01 12:06:06.092425618 +0900
    ***************
    *** 6,12 ****
    
      service vnc-1024x768x16
      {
    !       disable         = yes
            type            = UNLISTED
            port            = 5900
            socket_type     = stream
    --- 6,12 ----
    
      service vnc-1024x768x16
      {
    !       disable         = no
            type            = UNLISTED
            port            = 5900
            socket_type     = stream
    

    変更を有効にするためxinetdをリスタートします。
    $ service xinetd restart

  4. ファイアウォールの設定
    上記で有効にしたvnc-1024x768x16で使用するポート5900/tcpを許可します。GUIでやるのであれば[システム]/[管理]/[ファイアーウォール]で[その他のポート]を選んで、[追加]-[ユーザ定義]で、5900 tcpを追加します。
  5. 接続確認
    これで、VNCビューアからポート5900で接続すると、1024×768のログイン画面が表示されるはずです。

基本的な設定は以上で終了です。デフォルトの/etc/xinetd.d/vnctsにはポート5900~5905まで6種類の設定があるので、その設定で良ければ使用するサービスのdisableをnoにし、そのポートをファイアウォールで許可すれば使用できます。

ここから後は、以前Fedora 8の時に使用していた設定にあわせるために、このサーバで行ったカスタマイズです。
(概要編)で載せているように、以前はポート5900で1280x1024x24, 5901で1592x1136x24, 5902で1600x1200x24 にしていました。また、ウィンドウタイトルにホスト名(Planets)を表示するようにしていました。

  1. xinetdのvnc設定変更
    • service vnc-1024x768x16 を、vnc-1280x1024x24に変更
      /etc/servicesの定義と連動しているわけではないので何でも良いのですが、内容と異なっていると気持ち悪いので上記のようにしました。
    • disable = yesno に変更
    • server_args = -geometry 1024x768 -depth 16 を、-geometry 1280x1024に変更
    • 同様に、vnc-800x600x16を1592x1136x24用に、vnc-800x600x16を1600x1200x24用に変更
    • 他の定義は使用しないので削除
    • $ service xinetd restartで変更を有効に
  2. 共通引数の変更
    ウィンドウタイトルにホスト名を表示するようにします。/etc/xinetd/vnctsserver_argsに設定しても良いのですが、共通的な引数は/etc/sysconfig/vnctsで設定されているので、そのVNCTSOPTIONS-desktop Planetsを追加しました。

    *** /etc/sysconfig/vncts.orig   2008-01-23 23:51:25.000000000 +0900
    --- /etc/sysconfig/vncts        2010-04-01 11:53:14.464425601 +0900
    ***************
    *** 4,8 ****
      XVNC=/usr/bin/Xvnc
      
      # Default options to use
    ! VNCTSOPTIONS="-inetd -once -query localhost -SecurityTypes None"
      
    --- 4,8 ----
      XVNC=/usr/bin/Xvnc
      
      # Default options to use
    ! VNCTSOPTIONS="-desktop Planets -inetd -once -query localhost -SecurityTypes None"
      
    
  3. ファイアウォール設定
    ポート5900-5902 TCPを追加

以上で以前と同じようにVNCビューアから接続できるようになりました。

コメント

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